日本では1970年代から現在まで、ハワイに魅力を感じている方が大勢いらっしゃいます。
アメリカ合衆国の50番目の州ではあるものの、本土よりも日本に近くて飛行機で約8時間で向かえる近場というのも人気理由でしょう。
日系人の方も多く、風土や風習が国内に似ていることで、年間約500万人もの方が旅行で訪れているほどです。
このハワイではハワイアン雑貨というものが販売されており、2000年以降は若い女性の間で大変な人気を得ています。
その雑貨をここで一部取り上げると、「ブレスレット」「リング」「小物入れ」「アロマオイル」が代表的なものです。
これらは国内では専門店でしか手に入れることしかできませんが、東京の原宿や渋谷では2010年から相次いで専門店が開店しており、数多くのメディアで報道されているほどの人気になっています。
また通販でも購入できるので、以前よりも遥かに手に入れやすくなったといえるでしょう。
さて、どうしてこれほどの人気になっているのか、その魅力について詳しく解説していきましょう。

天然素材をそのまま活かした手作り

ハワイアン雑貨の魅力は天然素材をそのまま活かした手作りであり、この世で2つとして同じものがない点です。
おもにホノルルの東部に位置するマグワイ諸島で作られている商品ですが、ここでは1920年代から先住民の方たちが自身で使用するアクセサリー等と自作されていました。
海岸で採れるメノウの石や琥珀・翡翠を使用したネックレスやピアス、魔除けの効果も含んでおり一般的にパワーストーンと呼ばれるアイテムです。
ブレスレットも翡翠を用いたもので、見た目だけでなくその価値も非常に高いことが伺えます。
小物入れはヤシの葉を編んで製作しているものが人気ですが、これは使えば使うほど良い色合いになり、頑丈になるという特徴まであるほどです。
若い女性はもちろん、一般家庭でも購入なさる方が多くインテリアにも良いと高い評判になりました。
アロマオイルに至ってはハワイ諸島の花であるハイビスカス、バラを用いたものが人気でリラックス効果が高いのが特徴です。
本土ではアロマオイルを含ませたジャグジーをホテルに用意されているところもあり、これも日本人に人気を集めています。
いわゆるハワイ人気は雑貨から始まって、旅行・移住へとステップアップをする方も多いのが特徴です。
すでにブームが誕生して20年もの歳月が流れてるわけですが、実際にハワイに行って雑貨を自作している方もいます。
現在ではフリマアプリというものがあり、自身が製作したアイテムを販売するのも容易です。

ハワイアン雑貨の自作に挑戦する方法

ここからは、ハワイアン雑貨の自作に挑戦する方法を解説していきましょう。
初心者でも簡単に挑戦でいるものを取り上げるので、簡単に始めることが可能です。
実際にフリマアプリで取り扱っている商品を目にすると、「ピアス」「ヘアーゴム」が人気のハワイアン雑貨であることが伺えます。
今回はこの2つの製作に挑戦してみましょう。
まずピアスから解説をしますが、使用するものは造花のハイビスカスで大きさは5cm前後のものが理想的です。
造花のハイビスカスはネット通販で1個50円程度で販売されているので、最初は20個ほどまとめて購入します。
まとめ買いをした方が単価が安くなり、販売個数も一気に揃えられるので合理的といえるものです。
ピアスの本体となるものは1個20円程度なので、こちらも通販で購入します。
あとはハイビスカスをピアスに固定するための道具が必要ですが、ここで使用するものはグルーガンというものです。
グルーガンとは合成樹脂を溶かして接着できる道具のことを指しており、100円ショップでも購入することができます。
使い勝手が良いので、1個持っておけばハンドメイドで役立つことでしょう。
作り方についてですが、必ず左右のピアスの正面に造花のハイビスカスをグルーガンで取り付けます。
もしも左右の裏になる位置につけると見栄えが悪いので、気を付けることです。

フリマアプリでは最初は400円程度で売るのがおすすめ

フリマアプリでは自身で販売価格を設定できますが、最初は400円程度で売るのがおすすめです。
初心者だとまだ完成品としては出来が定かではないので、高い値段を付けても売れないことがあります。
完売を目指すのであれば安く設定して、購入者の反応を見るのが望ましいです。
次にヘアーゴムですが、こちらもハイビスカスのワンポイントが付いているのが人気でした。
ピアスよりも二回りほど大振りなものが良く、1個100円程度の造花を使用しましょう。
ゴム本体が100円ショップでも手に入りますが、ハンドメイド用品を取り扱っているところなら100本単位で購入しても200円前後なので、より経済的といえます。
ここでもグルーガンは大活躍してくれて、ゴム本体とハイビスカスの接着をします。
若干合成樹脂は多い目に付けるのがコツで、伸ばしてもチャームが取れないようにすることです。
販売の単価は1個300円が理想的です。